今回の車旅、大阪から栃木や奥日光へのルートを紹介します。栃木の観光を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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2:00 大阪 出発
❶近畿自動車道→❷第二京阪道路→❸名神高速道路→❹伊勢湾岸自動車道→❺新名神高速道路→❻新東名高速道路→❼圏央道→❽東北縦貫自動車道路
10:10 日光東照宮 到着
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この旅は大阪から栃木へ向かう際、8つの高速道路を経由しました。夜中(2:00)に出発したため、八王子まではスムーズに進み、渋滞もほとんどありませんでした。途中のサービスエリアでの休憩時間も以下の通りです。これらの情報が参考になればと思います。途中でのサービスエリア到着時間などもご参考までに。
●4:55 浜松サービスエリア
●6:07 駿河湾沼津サービスエリア
●7:43 八王子付近で渋滞
●9:01 佐野サービスエリア
●9:54 日光IC
今回のルートでの大阪から日光までの車移動(片道)の費用は以下の通りです。
●高速代:11,000円 ※ETC利用(祝日深夜割引)
●軽油代:約7,000円(軽油価格:1リッターあたり155円、燃費:1リッターあたり15kmを基準に計算)
高速代について、ルートを「❷第二京阪道路→❸名神高速道路」から名阪国道+西名阪自動車道に変更すると、かなり経費を節約でき、所要時間も短縮できます。帰り道ではこのルートを利用しました。
いよいよ日光の観光です。
ここで訪れるべき有名な場所、それが世界遺産にも登録されている「日光の社寺」の中でもっとも有名な「日光東照宮」です。
この神社は、徳川家康公を祀るために建てられたことで知られています。
駐車場は、入口に近い「日光市営西参道第1駐車場(1,000円/日)」を利用しました。駐車場横にある階段を上ると、すぐに参道に出ることができ、非常に便利です。
実際に参拝した様子や写真を共有したかったのですが、著作権の問題があって掲載できませんでした。
詳しい情報は「日光東照宮ホームページ」をご参照くださいませ。
日光から奥日光へと続く「日光いろは坂」。
この坂の各カーブには「いろは歌」の頭文字がつけられていることでよく知られています。
この「日光いろは坂」へ向かう途中、道路の真ん中に野生のサルが現れました。動物好きの私たちは車を停めて、そのかわいらしいサルたちの仕草をゆっくりと楽しみました。朝から心温まるひとときでした。
「日光いろは坂」は奥日光へ向かう途中に数か所、駐車スペースのある展望ポイントがあります。「日光いろは坂」を上から見ることのできるスポットなどもありますので、ぜひ立ち寄って、美しい自然を楽しんでください。
「日光いろは坂」は一方通行の道路なので、行きと帰りで別の道を使うことになります。行きの道路には無料の駐車場や撮影スポットがありますが、帰り道には駐車場などが用意されていないので、注意が必要です。
気をつけなければならないのは、明智平ロープウェイ乗り場の駐車場です。
右側の駐車場は有料ですが、私たちは無料と勘違いして入ってしまいました。でも見晴らしがいい場所で、今回あいにく雲がかかっていましたが、天候が良ければ、「男体山」が美しく見えるポイントです。
そして、「いろは坂」を終え下りきったところで、赤い鳥居と湖が見えてきます。
いよいよ次の目的地「中禅寺湖」です。
今回の旅のもう一つの目的地、中禅寺湖。
この湖は山々に囲まれた美しい場所で、8月にもかかわらず涼しい風が吹き、まさに避暑地として最適です。湖の周りに広がる山々と、雲の流れが相まって、自然の美しさを満喫できます。湖の水は透明で、深さによって異なる色合いを見せるため、美しい青のグラデーションを楽しむことができます。
中禅寺湖では翌朝からの釣りを計画しており、事前に情報収集と釣り場の確認を行いました。
遊漁券を販売している「民宿 越後屋」のおばあちゃんに状況確認すると、「今は釣りには厳しい時期だね」「朝から釣りをするのであればクマに注意しなさい」と、なかなか厳し目のお言葉をいただきました。でもすごく親切なおばあちゃんで釣りのポイントなど丁寧に教えてくれました。
釣りの結果については、以下の別記事でお楽しみください。
中禅寺湖のほとりには無料駐車場が複数あり大変便利です。ただし、中禅寺湖付近にはコンビニがないので、お弁当などを湖畔で食べたい方は、日光のコンビニなどで購入することをおすすめします。
中禅寺湖でお弁当を食べたいと思いコンビニを探しに奥日光を北上すると「湯ノ湖」に偶然到着しました。
道路脇には無料の駐車場(約10台分)があったので、少し立ち寄ってみることにしました。湖畔ではフライフィッシングを楽しむ人たちもおり、のんびりとした雰囲気が広がっていました。周囲には微かな硫黄の香りが漂っていていました。実はこの湖は、日光湯元温泉から湧き出る温泉水が注がれている湖でした。水が温かいのか触れてみればよかったです。
また、湖から流れ出る川は「湯の滝」と呼ばれる滝になっていて、「湯ノ湖」側からは「湯の滝」を真上から見ることができる珍しいスポット。
マイナスイオンを浴び気分もリフレッシュしたところで本来の目的「お弁当」探しを再開しました。しかし、車のナビにもコンビニが表示されず、今回は中禅寺湖畔でのお弁当をあきらめ「奥日光三本松公園」のレストハウスで食事をとることにしました。
近くには有名な観光地「戦場ヶ原」もありましたが、天候が悪化してきたため、車から景色を楽しむことにし、次の目的地「華厳の滝」へ向け車を走らせることにしました。
奥日光三本松公園から来た道を南下し、車で走ること20分程で「華厳の滝」に到着しました。
華厳第一駐車場が混んでいたので華厳第二駐車場(320円)に車を止め、歩いて「華厳の滝」の展望台に向かいます。あいにくの天気で霧が出ていましたが、「華厳の滝」は想像していたよりも高低差があり、周りの木々に囲まれ神々しい滝でした。
平日ということもあり観光客は少なく、展望台からゆっくりと滝を眺めることができました。
※エレベータで華厳の滝を下から見ることもできますが、今回は時間がなく断念しました。
その後、旅のお土産購入へ。
華厳の滝に近いおしゃれなガラス工房で一輪挿しを購入し帰途につきました。
日光、奥日光の観光は車が最適です。
名所だけではなくその道中の自然や景色も寄り道をしてみることをおすすめします。いたるところに無料駐車場があるのも大変助かりました。
日光だけでは物足りないので、是非奥日光に足を運んでみてください。短い時間の滞在でしたが、堪能することができました。