今回購入したのは「DAHON Speed Falco」です。購入の背景には、旅行時に現地の探索や釣り旅行の際のポイント探しに活用したいという目的があります。基本的には車に積んで移動し、現地で自転車を使用するスタイルを想定しています。
この折りたたみ自転車は、20インチの比較的大きなタイヤと8段の変速機能を備えています。自転車についての専門知識が限られていたため、ネットでの調査結果に基づいて、「DAHON」が老舗の折りたたみ自転車ブランドであることを知り、Amazonでの購入を決めました。
ここからは、折りたたみ自転車を購入する際に留意すべきポイントや「DAHON Speed Falco」のレビューを紹介します。
折りたたみ自転車を購入を検討中の方にとって、参考になる情報となれば幸いです。
オンラインでの購入でも、近隣の自転車店での防犯登録などが対応できるため、安心して購入できます。
折りたたみ自転車を実際に試乗し、購入時に留意すべき5つのポイントは以下の通りです。
[乗り心地編]
❶タイヤのインチ数
❷変速機の有無
[収納編]
❸折り畳んだサイズ
❹折りたたみ方
❺重量
これらのポイントについて詳しく説明します。
折りたたみ自転車のタイヤのインチ数は、「乗り心地」と「収納性」のバランスを考慮する必要があります。
距離を走る場合や普段の乗り物として使用する際には、20インチの大きなタイヤが快適です。しかし、電車通勤や短距離の利用を想定するなら、16インチなど小さめのインチ数が収納に適しています。
快適な乗り心地を実現するために、変速機が欠かせません。変速機は疲労を軽減し、ストレスを減らしてくれます。できるだけ多くのギア数を備えたものが、より快適なライドを提供します。
折りたたみ自転車の収納時のサイズや折りたたみ方法は、購入の重要な要素です。特に、サドルの収納に関しては、サドルの取り外しの有無も確認しましょう。
最後に「重量」が重要です。日常的な使用や頻繁な折りたたみを必要としない場合、重量はそれほど気にする必要はありません。しかし、自転車の持ち運びや収納に制約がある場合、軽量なモデルを選びましょう。ただし、大きなタイヤや多くの機能があると、自転車の重量も増加することに留意してください。
「DAHON」の折りたたみ自転車は、軽量かつコンパクトなデザインを備えており、一台の自転車を車に積む際にも余裕があります。ただし、約12kgの重さを考慮して、慎重にラゲッジスペースに収納することをお勧めします。床に傷をつけないよう、保護シートなどを敷いておくと良いです。
普段はルイガノ(LOUIS GARNEAU)のクロスバイクを愛用していますが、「DAHON」も快適な走行が可能です。これは、20インチの大きな車輪と8段変速のおかげだと思います。変速機のない自転車だと、かなりストレスがたまりそうなので要注意です。
また、前輪のフォークや衝撃吸収機構がないため、ハンドルからのギャップの衝撃が直接伝わってきます。加えて、若干シートも硬いので、お尻が痛くなることがあります(これは乗り慣れていないことも一因かもしれません)。
「DAHON Speed Falco」の折りたたみ手順の写真と文章で紹介します。
最初にハンドルを折りたたみます。グリップの角度も調整が必要なので注意してください。
次にサドルを縮めます。鍵をサドルに固定しているので、完全に下げることはできませんが、かなりコンパクトになります。
次はペダルです。ペダルを折りたたむには、ペダルを外側から内側に向けて押し込む必要があります。
最後にフレーム部分を折りたたみます。折りたたむ際にブレーキケーブルなどに引っかかることがないよう確認しましょう。タイヤ側の幅は少し厚くなります。(上からの写真参照)
折りたたみは簡単であるほど良いです。サイクリング後に余計なエネルギーを消費したくないですね。
自宅内への持ち込みや車への積み込み時に欠かせないのが「収納袋」です。自転車を購入してしばらくは収納袋を使わずに運んでいましたが、持ち手の不便さからかなりの手間がかかりました。折りたたみ自転車を運ぶ方には、約3,000円から手に入る手頃な収納袋を強くおすすめします。
自転車を屋内に保管するなら、携帯袋は必需品です。これまでの二階への運搬はかなり大変でした。
実際に折りたたみ自転車を車に積んで、旅の現地で乗ってみたところ、非常に快適でした。未知の場所で、自分の自転車に乗って自由に探索できるので、これからの旅行が一層楽しくなりそうです。これまでは車旅では歩いて移動することが多かったため、疲れがたまったり、広い範囲を探索できなかったのですが、折りたたみ自転車のおかげでそういった問題が解決しそうです。
さらに、車旅と自転車旅の組み合わせについても、将来記事にしてみたいと考えています。